タイヤと積載量の新しい関係って?特殊車両通行許可申請と過積載
こんにちは。東京都立川市にあります全国特車ネット東京(運営:行政書士法人山口事務所)です。

大変面白い記事を拝見しました。
トラックのダブルタイヤについて、メリットとデメリットを説明してくださってます。

ダブルタイヤとは、同じサイズのタイヤを一つの軸(車輪)の片側に2本使用している状態です。

タイヤの数を増やし、積載重量による負荷を分散させる効果があります。

その他にもメリットがいくつもありますので、詳しく知りたい方は是非こちらの記事をご覧ください。
つづいては、デメリットです。

シングルタイヤと比較すると、ダブルタイヤは乗り心地が悪くなってしまいます。

また、タイヤの数が多くなり車両総重量が増えるため、それと引き換えに積載可能重量が減ってしまいます。
ご説明したようなダブルタイヤのメリットをそのままに、さらにはデメリットを解消することができたらいいのになあ。と、思われた方もいるでしょう。


タイヤメーカーの新たな開発によって、新時代のタイヤが完成しました。


それが「スーパーシングルタイヤ」です。


タイヤの幅が50cm以上もありながら、なおかつ軽量のタイヤです。

その結果一軸あたり100kgもの軽量化が実現しました。つまり積載可能重量を増加させることが可能になるのです。すごいですね!

ブリジストン「超偏平シングルタイヤ」https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2020013104.html
今後、普及しそうなスーパーシングルタイヤ。

街で発見できるかもしれません。ぜひ、探してみてください!


特車通行許可では、車両のサイズと通行経路によっては「減トン」といって積載物の量を減らさなければならないことがあります。

積載物の重量は、荷主からの依頼に応えるためにより多くできれば、とても理想的ですよね。過積載は絶対に避けたいですよね。

スーパーシングルタイヤの採用で、積載可能重量を増やすことができますので、新しい選択肢になることと思います。過積載の心配が少し和らぎます。

申請上、どのように記載すればよいかお悩みのお客様は、是非とも当相談室にお問合せ下さい!お待ちしております。